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・登場人物

【♂】 禎丞(よしつぐ) 殺刃屋(さつじんや)

(表向きは手習いの師匠) 20代 (57ワード)

 

【♂】勝秋(かつあき) 辻斬り(禎丞に恨みを持つ) 20代 (34ワード)

 

【♀】おはつ 茶屋の娘 10代 (25ワード)

 

【♀】すず 禎丞の追っかけ 10代 (21ワード)

 

【語り部】 男女どちらでも (16ワード)

 

 

・備考

人数4~5人所要時間20分前後語り部の性別は不問。

4人台本としても扱っても可

 

 

・字引

「殺刃屋」

江戸の町を拠点とした暗殺を生業にする殺し屋家業。

江戸のみならず、方々に刺客を送り出し、手配された罪人、裏

で汚仕事を行なう商人や要人等様々な悪人を裁く。

 

「手習い」

寺子屋の事。

寺子屋という表現は当時、江戸では学び舎に【屋】と付けるのを嫌った為

「手習指南所」等と呼ばれていた。という説がある

 

 

 

~~~~本編~~~~

 

 

語り部

『月夜に照らされ、

 血塗れた白刃の下に切り伏せられ、呼吸を浅くする男。

 男は自分を斬り付けた男を鋭く睨み上げる

 が、斬り付けた男は倒れる男を冷たく見下ろす」

 

勝秋

「殺ろせ……トドメを刺せぇ……」

 

禎丞

「人斬り勝秋……お前には通常の処罰すら与えない。

 お前はここで人知れず、朽ちろ」

 

勝秋

「けっはは……これが外道の末路とでも?

 ……俺が殺めた死者の痛みを感じろとでも?」

 

禎丞

「元締の指示だ。俺は、それに従う」

 

勝秋

「……今は、殺刃屋と言ったなぁ……?

 雇われに成り下がったか?所詮人斬りのくせによ……」

 

禎丞

「お前の言うとおりだ。雇われでも、浪人であっても人斬りに大差はねぇ。

 だから、俺も、お前も……いずれ人に恨まれながら、死んでいく。

 お前にとっては、それが今さ」

 

語り部

「浪人はそう言うと、血で穢れた刀を一振りすると、鞘に収め、

 その場から去ろうとする」

 

禎丞

「その傷では長くはもたないだろう。ゆっくり痛みを感じながら、

 あの世に行け……」

 

語り部

「勝秋と呼ばれた男は、そう言い残して立ち去る男を刺す様に

 睨みつけ、強く歯ぎしりをする」

 

勝秋

「これで……これで済まさんぞ……

 殺刃屋……この痛み……恨み……このままでぇぇ……っ!!」

 

 

(ここで少し間)

 

 

語り部

「殺刃屋。悪を裁く、俗に言われる殺し屋家業の一つ。

 銭で動き、刀を以ってして悪徳商人、果ては咎人を処断する

 此度の一件。辻斬りを堅く禁じていた江戸の時勢。

 勝秋と呼ばれた人斬りは、己が行くがまま殺人を犯してきた

 悪党として奉行所からも追われていた

 しかし一向に行方を掴めぬまま、時が立ち、

 殺刃屋に一つの依頼が持ち込まれた。

 勝秋を始末する依頼を受けた一人の侍の手によって、

 見事勝秋は殺刃屋の刀に裁かれたのだった。

 そして、時は移り数年、江戸のとある町。

 茶屋に腰掛け、空を仰ぐ一人の浪人の姿がそこにあった」

 

おはつ

「はい、禎丞さん。お団子と茶です」

 

禎丞

「ん、あんがとよ、おはつ」

 

おはつ

「ここしばらく見ませんでしたが、また手習いの方で

 先生をしていらっしゃったんです?」

 

禎丞

「あぁ、まぁな。ガキんちょ共が中々帰してくれんでね」

 

おはつ

「人気者なんですねぇ。禎丞さん」

 

禎丞

「座学ばかりでは何だと、剣術を少しばかり教えたらこの有様よ……」

 

おはつ

「手習いで剣術指南をされたのです?」

 

禎丞

「本来やるべきではないんだがな。

 たまには身体を動かすのも悪くないと思ってやってみたが……

 そりゃもうてんやわんやだ」

 

おはつ

「ふふ……それは大変でしたでしょうねぇ」

 

禎丞

「もう、あんな真似はしばらく控えるよ。

 もう少し礼儀作法を学ばせてからだな」

 

すず

「禎丞さーーーんっっ!!」

 

禎丞

「やかましいのが来たぞ……」

 

すず

「帰ってらしたのなら、教えてくださればいいのに!

 ずっと待って居たんですよー!?」

 

禎丞

「今さっきこっちに帰ってきたばかりだっての。

 それになんでいちいちお前に報告せにゃならん」

 

すず

「もーそんな事言わずにぃー!あ、おはつ?

 禎丞さんと同じものくれる?」

 

おはつ

「あ、はい。少々お待ちを」

 

禎丞

「引っ付くなあばずれ。茶が零れるだろうが!」

 

すず

「いいじゃないですか~、しばらく会えなかった分

 少しくらい触れ合っても」

 

禎丞

「あぁもう、飲みづらい!食いづらい!暑苦しいっ!」

 

すず

「なに?照れてるの?照れちゃってるの?可愛い~」

 

禎丞

「いつもにも増して面倒臭いなお前……」

 

すず「そんな冷たいあなたが好きっ!」

 

禎丞「必死だな……そう言えばもうすぐ年増だものな」

 

すず

「ちょ!年齢の事は言わないでくださいますっ!?まだ17です!」

 

禎丞

「全く……その見た目と年なら嫁の貰い手に困らんだろうに……」

 

すず

「禎丞さん以外の殿方と一緒になる気はありませんっ!」

 

禎丞「やかましいから遠慮する」

 

すず「ひ、酷い……」

 

おはつ

「はい、お待ちどうさまです」

 

すず

「くっ!そんなにこの子がいいんですかっ!

 茶立女(ちゃたておんな)の癖して色事もさせない子の何が!」

 

おはつ

「え!?な、なんです?私何か粗相を!?」

 

禎丞

「やめろ。そう言う事を言うから男の好かれないんじゃないか?」

 

すず

「う……で、でも禎丞さぁん……」

 

禎丞

「色を求めてるんなら遊郭にもでも行くっての。

 俺がここに来てるのはそんな目的じゃない」

 

すず

「や、やっぱり、この女に惚れて?」

 

禎丞

「……ただ、ここでゆっくりウマイ茶を飲んで、

 この広い空を見上げて居たいだけだ」

 

おはつ

「禎丞さん……」

 

すず

「……分かりました。今日のところはこれで帰ります。

 おはつ、御免なさいね。色々」

 

おはつ「あ、いえ。気にしてないです」

 

すず

「それじゃあ、禎丞さん。また会いに来ますね!」

 

禎丞

「必要以上に引っ付かないんならな……」

 

おはつ

「あ、すずさん!」

 

すず

「ん?何、おはつ」

 

おはつ

「御代、まだ貰ってません」

 

すず

「……しっかりしてるわね……」

 

禎丞

「もしかして、俺に払わせようとしてたのか?お前……」

 

(ここで間)

 

禎丞

「やれやれ……ゆっくり茶も出来なかったな……

 だがしかしまあ……この町は平和だな。 まあ、今のご時勢、

 将軍のお膝元でおいそれと犯罪に手を染める輩はそうは居ないか……」

 

勝秋

「もし……少し待たれ」

 

禎丞「ん……?俺か?」

 

勝秋

「禎丞殿で間違いないですな?」

 

禎丞

「……何者だ?」

 

勝秋

「言伝を頼まれた者です。貴殿の、元締から」

 

禎丞

「……また依頼か……今度は何だ?」

 

勝秋

「こちらの文(ふみ)にて記載されているようで」

 

禎丞

「口頭ではなく紙でだと?……まあいい。渡せ」

 

勝秋

「くれぐれも、眼を通す際はここから人目につかぬように」

 

禎丞

「分かってる……

 それを言うなら往来の場で堂々とこんなものを渡してくるな。場を考えろ」

 

勝秋

「それは失礼を……それでは拙者はこれにて……」

 

語り部

「笠を深く被った男はその場を去っていく。

 禎丞は手紙を懐に入れると再び歩を進める。

 人通りの多い大通り離れ、 しばらく歩き続けた先の自分の住む裏長屋に帰ると

 玄関に腰をかける 一息つき、懐から手紙を取り出し、眼を通す」

 

禎丞

「さぁ……今回はなんの依頼だ?……なっ……!?こ、こいつは……っ!」

 

語り部

「手紙の内容を見るや否や、紙を握りつぶし、駆け出す禎丞。

 その手紙にはこう記されていた」

 

勝秋

「殺刃屋・禎丞。茶屋の娘は預かっている。

 五体満足で取り戻したくば、因縁の地にて待つ。勝秋」

 

語り部

「脇目も振らず、町を駆けていく禎丞。

 その行き先はかつて、勝秋を切り伏せた町外れの神社

 走り続ける中、息も上がり、日も暮れ始めるが、禎丞は急ぎ石段を駆け上がっていく。  上りきった先の境内には大木に縄で縛られるおはつと

 その隣で刀をたずさえ、待ち構えていた勝秋の姿」

 

勝秋

「……来たかぁ。殺刃屋」

 

禎丞

「随分な事をしているな……?

 あの後こんな所まで女一人連れてきてるとは随分と手が早い。

 それを世の為に使えれば、少しはまともに世渡り出来たろうに」

 

おはつ

「よ、禎丞さん!!」

 

禎丞

「おはつッ!……勝秋、これは何のつもりだ?」

 

勝秋

「……何のつもり?けっはは……当然、貴様をここへ誘い出す為だ」

 

禎丞

「……復讐か……?」

 

勝秋

「当たり前だっ!貴様に味わった屈辱、痛み。

 しっかり返してやらんと気が済まないんだよ……」

 

おはつ「禎丞さん……これは一体……?」

 

勝秋

「ふんっ……貴様は素性は知られてはならぬものなぁ……?教えてやるよ女。

 この男は殺刃屋……人殺しをして金を巻き上げる悪党なんだよ」

 

おはつ

「え……?殺刃屋……?人殺し……?」

 

勝秋

「手習いの先生などとのたまってるが、実際の所、そんなものやっちゃいない。

 こいつぁ善人の皮を被った悪党なんだよっ!」

 

禎丞

「随分と吼えるな……うだうだ吼えるだけで満足か?さっさと噛み付いてこいよ。

 それとも、また俺に斬られるのが怖いのか?」

 

勝秋

「けっははぁ……俺ぁお前をただ殺すだけじゃ気が済まないんだよ……」

 

禎丞

「殺せる気で居るのか?女使わないと俺に喧嘩も売れない雑魚が」

 

おはつ

「よ、禎丞さん……?」

 

禎丞

「……そいつの言うとおり、俺は手習いの先生なんてもんじゃない。

 本当は、人斬りを斬る雇われの人斬りさ」

 

勝秋

「けっはははぁっ……人斬りは恨まれて死ぬんだろう?

 だったらお前も恨まれて死ね……今ここでぇっ!」

 

語り部

「勝秋は刀を振り上げ、禎丞に迫り来る。

 即座に抜刀し、振り下ろしてきた刀に刃をぶつけ、弾き返す禎丞」

 

勝秋

「あの時……気取って止めも刺さなかった貴様を恨め!殺刃屋ァァッ!」

 

禎丞

「……っ!こいつ……!っぐ!?」

 

語り部

「再び斬りかかって来た上段からの切り下ろしを受け止めた禎丞だが、

 腹部へ目掛けた勝秋の蹴りに対応できず そのまま後ろに蹴り飛ばされる。

 受身を取るも、すぐさま勝秋に追撃の剣撃を浴びせかけられる」

 

勝秋

「けっははっ!なんだかんだ言いながら、女の事が気になるか!?

 それとも、弱くなったか!?」

 

禎丞

「ちっ……調子に乗るな、外道が……せぁっ!」

 

勝秋

「っとぉ!そう簡単に斬らせねぇよ……っらぁっ!」

 

語り部

「禎丞の反撃に距離を取って回避し、勝秋は再び距離を詰め、鍔迫り合う」

 

禎丞

「太刀筋がより荒々しくなって居るな……もはや剣術呼べる代物じゃねぇ。まるで獣だ」

 

勝秋

「けっはは。剣術なんてもん必要あるか?

 剣術なんざ飾りだ。幕府が力を誇示する為に掲げてるだけだろうが。

 剣は人が斬れりゃそれでいいんだよ。

 なぁ?元、辻斬りぃ……いや、今も大して変わらんかぁ?

 銭を貰ってるか貰ってないかの違いだもなぁっ!」

 

禎丞

「お喋りな奴だ……ならもっと喋りやすくしてやろうか、その口斬り裂いてな」

 

勝秋

「けっはは……軽口叩くのが下手糞だなぁ!足がお留守なんだよぉっ!」

 

語り部

「鍔迫り合いの状態から、足払いを仕掛けてきた勝秋から距離を取り、

 刀を構えたまま二人は睨みあう」

 

勝秋

「けっははぁ……やはり弱くなったか?

 辻斬り辞めて殺刃屋なんざ偽善染みた事始めたからか?

 辻斬りだった時のてめぇの強さは見る影もねぇな?」

 

禎丞

「そう言うお前は、一々口を挟まないと戦えなくなったのか?」

 

勝秋

「そりゃあ言いたい事は山ほどあるもんでなぁ…… だが、

 今のてめぇとやり合ってもつまらねぇ……

 やっぱ少し盛り上げさせてもらうぜ」

 

語り部

「勝秋はそういうと、大木に縛り付けたおはつの元へ近付き、

 刀の切っ先をおはつの喉元に近付ける」

 

勝秋

「女ぁ斬ったら、少しはムキになるかぁ?」

 

禎丞

「何してやがる……お前は何がしてぇんだ?」

 

勝秋

「そりゃ、てめぇを無茶苦茶にしてぇのさ。

 本気になったてめぇと殺り(やり)あって勝つ。それが俺の復讐だ」

 

禎丞

「だったら女は関係ない。俺とお前の死闘に他の奴は関係ねぇ」

 

勝秋

「けっははっ!!何をそんな慌ててる?そんなにてめぇの居場所を壊されたくないか?」

 

禎丞

「くっ……もう一度言う。女は関係ない……離せ」

 

勝秋「聞いてやる気はねぇな……?」

 

おはつ「よ、禎丞さん……私……」

 

禎丞

「……すまねぇ、おはつ…… 俺を恨んでもいい。

 こいつは、俺が残してしまった遺恨だ」

 

おはつ

「……禎丞さん、私、あなたの過去の事とか、本当の生業とか何も知らなかった……

 でも、それでも知ってます 禎丞さんはこんな悪党とは違うって。

 信じてます。あなたは負けないって」

 

禎丞

「おはつ……お前」

 

勝秋

「けはは……なら力貸してやれ女ぁ。お前の死に様晒してなぁっ!」

 

語り部

「勝秋の刀がおはつの首を斬り裂こうとした刹那、禎丞の剣が勝秋を斬り裂く」

 

勝秋

「ぎゃっ!……け、けは……今のは予測してたより速かったな……

 あと少し避けるのが遅れてたら俺の腕が落とされてたな」

 

禎丞

「あんまはしゃぐなよガキが……

 二度とそんななまくら持て遊ばねぇように、その腕切り落としたらぁ……」

 

勝秋

「けはは……その殺意の眼だ……これこそ死闘、これが決闘!いくぞ殺刃屋ァァッ!」

 

語り部

「勝秋は刀を構え直し、禎丞へと一気に踏み込む。

 が、一閃。まさに神速とも呼べる速さで斬りつけた禎丞の刀が勝秋の身体を深く抉る」

 

勝秋

「げぁぁっ!……け、剣筋がみ、見えねぇ……!?」

 

禎丞

「……あの時、俺は思い違った罰の与え方をした。

 苦しみを与える事が、裁きになると……あの時トドメを刺しておけば

 これ以上お前に罪が増える事も無けりゃ、被害者が増える事も無かった」

 

勝秋

「だったら……殺ろすか……?この俺を」

 

禎丞

「今度は……そうさせてもらう」

 

語り部

「禎丞が冷たくそう言い放つと、座り込んでいる勝秋の首目掛けて

 鋭く一太刀を浴びせ、 勝秋の命を断った。

 そして刀を一振り、こびり付いた血を払い落とすと、

 おはつを縛り付ける縄を切り落とす」

 

禎丞

「……おはつ、怪我はねぇか?」

 

おはつ

「は、はい……禎丞さんこそ大丈夫で?」

 

禎丞

「あぁ……すまねぇおはつ。今回の一件も、お前に嘘を吐いていた事も……」

 

おはつ

「……一つだけ、いいですか?」

 

禎丞

「なんだ?言ってみろ」

 

おはつ

「ウチのお店のお茶、本当に美味しかったですか?」

 

禎丞

「こんな時にお前は……ふっ……ああ、美味いさ。本当に」

 

おはつ

「……なら、これから私が許すまで、ウチのお店に来てください。

 居なくなったりしたら、許しません」

 

禎丞

「こんな、人斬りでもか?」

 

おはつ

「人斬りや殺刃屋だとか知りません。

 私が知ってる禎丞という人は、茶を飲みながら気の抜けた顔で空を見上げる人です」

 

禎丞

「……ああ。分かったよ。また、飲みに行く」

 

語り部

「勝秋と、禎丞の因縁は幕を閉じた。

 しかし、これからも先、禎丞は殺刃屋として生きていく以上、

 多くの人を斬らねばならない人知れず、ただ闇の人間として。

 そしていつしか、恨まれ死に行く運命(さだめ)と悟りながら、生きていく……」

 

 

(ここで間)

 

 

すず

「禎丞さぁーん!今日こそは私を嫁に貰ってぇー!」

 

禎丞

「やかましいぞ、すず。黙って茶を楽しめる様になったら考えてやる」

 

すず

「茶くらい楽しめますよ!なんならお酌して上げますし、

 もちろん色事にも何なりと言って下さっても……」

 

おはつ

「すずさん。お客を横取りしようとしないでもらえます?」

 

すず

「なーによ横取りって!貴方こそ私の禎丞さんに言い寄らないでくれる?

 禎丞さんは貴方みたいな幸薄そうな小娘より私のような

 男を楽しませられる女がいいのよ!」

 

禎丞

「楽しまされた覚えねぇし、迷惑なんだが」

 

すず

「嘘でもいいからたまには優しい言葉くらいかけてくれてもいいでしょうに!」

 

おはつ

「言い寄るんではなく接客しているんです!

 とにかく!何もお召し上がらないんならお帰りをっ!」

 

すず

「なーによ!強気になっちゃって!凄んだって怖くないんだからねっ!」

 

禎丞

「全くやかましい……ずずっ……ふぅ。やっぱ、ここの茶はうめぇな……」

 

 

~~~終幕~~~

 

 

人斬り禎丞

このサイトでは

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PDFでのみ配布させて頂きますが

ご了承ください。

※人斬り禎丞を使用される方へ

 

基本的に使用する場合は報告は不問としていますが

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出来る限り報告して頂けたらと思います。

使用するあたっての問題はないので

著作表記をして頂ける場合は『道鎖紅雨』として頂けると幸いです

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自分の物にして配布、配信することは堅く禁じます

 

 

 

 

※DL用ファイル製作中

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